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周囲の方へ
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励まさないこと
うつ病の方に「がんばって」などと励ますのは逆効果です。
今はがんばりたくてもがんばれず、苦しんでいるわけですから、
周囲の方からすると「甘えている」「怠けている」と思われるでしょうが
本人からしてみればがんばりたいのにがんばれない、動きたいけど
動けないという状態なのです。
周囲の方はそれを理解してあげてください。
次のような言葉はできるだけ慎むようにしてください
・「頑張って」
・「早く善くなって」
・「いつになったら元気になるの」等。
また、次のようなことばは最も厳禁です
・「甘えてる」
・「怠けてる」
・「何もしないの?」
・「だらだらしている」等。
考えや決断を早めないこと
本人に決断を求めないようにします。
特に引っ越し、退職、復職などの重要な決断はできることなら
病気が完治してからの方が良いでしょう。
無理に外出を勧めない
外出や運動は、動きたくても動けないうつ病の方にとっては負担になる
場合もあります。
ゴロゴロと過ごしているからといって咎めるのは避けてください
本人の話をひたすら聞いてあげる
患者さんの心に積もっていることに耳を傾けてあげてください。
ただ、本人が黙っているからといって、無理に話させようとせず、
ポツリポツリと重い口を開いて話し出したら静かに聞いてあげてください。
必要以上に面倒を見ない
世話を焼きすぎるのは良いこととは言えません。
本人からすると「自分の症状がそんなに重いのかな」と余計に気を回して
しまいます。
また、何もかもを頼るようになり、治療にも影響が出る場合があります。
ただし周囲の方は「いつでも手助けするよ」という行動を
示すことが大切です。
薬を服用しているか確認する
患者さんが薬をちゃんと服用しているのかを確認してください。
周囲の方が薬を管理して、1回ずつ直接手渡すようにするのも
良いと思います。
自殺を防ぐために
「死にたい」と思うのは、病気の仕業だからです。
決して本人の本当の気持ちではないのです。
しかし、最も気を付けたておきたいことは、治りかけの時が一番
自殺率が高いということです。
うつ病にかかっている間は、判断力も行動力もなく無気力状態なので、
「死にたい」と思っていてもなかなか実行には移しませんが
治りかけてきた頃には行動力に溢れ何でもできるような気になってきます。
そこで、自殺願望にかられてサインを出す方、出さない方がいますから
周囲は目を離さず、気になる点があったら迷わずすぐに主治医に連絡、
相談してください。
そして、周囲の方は「自殺だけは絶対しないで!」ということを何度も何度も
繰り返し話して自分たちの切実な願いを伝えておくことが大切です。
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